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バグダットカフェ

というわけで、今日見た映画の話をしましょう。(あらすじにネタバレ含みます。)

 

「バグダットカフェ」

 

西ドイツの古い映画ですね。

主人公は旅行先のラスベガスで旦那とけんかして、ハイウェイの途中で車から降りちゃったドイツ人女性のジャスミン

歩いてたどり着いた先は、アメリカ映画によく出てきそうな、汚いさびれたモーテルとカフェ。その名は「バグダットカフェ」

そこの女主人のブレンダはがみがみうるさくいつも不機嫌で、ほかの住人もなんか不思議なやつらばっかり。

雰囲気最悪のモーテルですが、ジャスミンはそこに滞在するうちに、やがてブレンダの家族やモーテルの居候と仲良くなりはじめ、ついにはあのブレンダとも打ち解けてしまう。

いつしかバグダットカフェはハイウェイを走るトラック運転手に評判のカフェになっていき、ジャスミンはカフェに欠かせない存在になっていくというストーリーです。

 

自分であらすじ書くとすごいありきたりだな。びっくり。

 

見ていて一番すごかったのが、序盤ではすごい太ってて裸のシーンとかあったら叫びだしちゃいそうな主人公のおばさんが、映画が進むにつれてだんだん魅力的に見えてくることです。

女優の魅力が監督の力によって開花させられていくというか、あれ?なんかジャスミンって実は美人じゃね?今まですんげぇ太ったただのおばさんだと思ってたけど、か、かわいくね?みたいな感じで、映画が終わるころにはメロメロです。

女優M・ゼーゲブレヒトの演技力と監督P・アドロンがいい感じにかみ合ってます。

 

女主人のブレンダは筋金入りのツンデレで、最初ものすごいツンツンというかツンツンツンツン×2ぐらいしていただけに、デレたときは感動ものです。分かってらっしゃる。

 

カメラワークは古さを感じさせましたが、何を強調したいというかどういう意図でやってるのか分かりやすくて、公開当時はこれは最先端だったのかな?慣れると心地よかったです。

 

あらすじのところで書いたようにストーリーの骨自体は今思うとありきたりなのですが、それを見ているときは感じさせず、かつ、登場人物を魅力的に描いた監督には脱帽です。

 

総じて、見る人を選ばない、いい映画といえるでしょう。ヤフーだと見る人を選ぶとか言われてたけど、これが選ぶならスターウォーズも見る人を選ぶわい。

 

あ、いろんなとこで言われてるけど、主題歌も最高です。

 

次はウェスアンダーソンの映画について書きたいな。